リガミノックス 1938

ラトビア製の最初のミノックスです。後年のものと操作は同じで完成度が高く、材質や構造の違いから生じる重量感、作動時のメカニカルな質感がたまりません。レンズはミノスチグマットで小さいながらも凄まじい解像度があるレンズです。
ミノックスの特徴である接写も、この最初のものから既に20センチまで寄ることができ、文献の複写などの用途で活躍しました。ただし、後年のモデルに付属した、コブの位置で距離を計測できるスネークチェーンは、リガミノックスには取り付ける事ができません。

K's camera shelf

古カメラと語る

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